コロナの環境下でもあるため、出勤や移動の機会を減らし、体調を崩してしまうリスクを下げるのために自宅の2畳の部屋で仕事をしています。
自分の記録として、そして今後も本業、副業を問わず自宅で仕事をする方は増えると思いますので、他の方の参考となるように、自宅の一室を仕事部屋にするために購入したものを総まとめしました。
狭いスペースを有効活用するための工夫もしています。
今後も買い足しをするかもしれませんので、その時には本記事もアップデートしていこうと思っています。
自宅のオフィス化にかかったお金は税込み99,358円!
自宅の2畳の部屋をオフィス化するために、かかったお金の総額は税込み99,358円(2021年2月22日時点)でした。
なんと10万円もかかりませんでした。
でも、めちゃくちゃ快適に仕事ができる環境が整いました。
購入したアイテム数は30で、本記事に購入したものと金額を全てリスト化しています。
なお、この99,358円の中には、前から持っていた
・モニター1台
・仕事用のイス1脚
・本棚1つ
の3つの費用は含めていません。
仮に、これら3つのアイテムを新品で調達したと仮定しても、総額12~15万円もあれば自宅の部屋を快適なオフィスにすることが可能です。
誰しもが、既にある家具など流用できるものを持っていると思います。このため10万円もあれば、十分快適な仕事場ができ上がります。
ビフォーアフターの写真
まずはモノを置く前のビフォーの写真はこんな感じでした。
写真で見るとかなり狭く感じますが、窓が2つあるため、そこまで圧迫感は感じません。
ちゃんとした大きさでいうと、内法(実際に部屋として使える大きさ)で約170cm×約170cmの真四角の部屋になります。
そして購入したモノを設置して、仕事部屋にした後はこんな感じになりました。
買ったものを設置して、仕事部屋に仕立てた後の写真
仕事柄、資料を机に置きつつPCで作業をすることが多いので、少し大き目の机(横幅150cm、奥行75cm)を置いています。
部屋の約40%は机で埋められてしまいましたが、机が大きいため、モニター2台とプリンターを置いても、机の上には、十分な作業スペースが確保できています。
資料を広げる必要がある際には、ノートPCの手前側や右側のスペースに広げて作業をしています。
机の上の写真 イスに座って撮った写真
モニターはノートPCも入れて3台あるので、作業効率が高まります。
- 左側のモニターはメインディスプレイ
- ノートPCのモニターはサブディスプレイ
- 右側のモニターはチャットやメールを常時表示するディスプレイ
というような使い方をしています。
次の写真が、机の下を写したものです。
机の下には本棚を配置
(机の下の右側に黒く写っているモノがプロジェクターとシュレッダー)
机の奥行が75cmあるので、机の下に大きなスペースができました。
大き目の机に加えて、背丈ほどある本棚を置くことは難しいので、このスペースを活用し、机の下に本と資料を収納する本棚、シュレッダー、プロジェクターを置いています。
足の長い人は本棚に足が当たるかもしれませんが、僕は当たらないので気になりません(笑)。
コンセプトは「最小のコストで自宅をオフィスに」
今回のコンセプトは「最小のコストで自宅をオフィスに」にしました。
このコンセプトに基づき、モノを購入する際には、「コスパ重視」で選択しました。
「コスパ重視」というのは人によって考えが違う部分もあると思うので、もう少し言語化すると、
自分が感じる価値 ÷ そのモノの値段 = モノから得られる1円当たりの価値
が最も高いと思えるモノを購入すると考えています。
また、その考えを実行するために具体的には、
自分が、その購入するモノに対して求める機能を明確にし、その機能を備えているアイテムの中で最も安いものを買う、ということをしました。
例えば、プリンターを購入する場合には、
・印刷は極力したくないが、必要なケースもあるため、やむなく購入するモノである
・2畳の部屋に邪魔にならない大きさであること
・白黒コピーでOK(カラーコピーは不要)
・コードを減らすためにwifi接続で印刷可能(携帯からのダイレクト印刷は不要)
・コピー不要、スキャナ不要
・ランニングコストが高すぎない
という感じで、なぜそれを買うのか、そのために必要な機能は何かを明確にしてから選択する、というように割り切りを入れました。
知識や経験不足から、製品の機能差を自分で理解できないものは、一旦は最安値のものを購入することにしました。
また、買いに行く時間の削減、移動時の人との接触を避けるために、ほとんどのモノはAmazonで購入しました。
Amazonでポチる際に、本当はもっといいモノが欲しいなと思うこともありましたが、いつか買いなおそうと、今回はぐっと我慢です。
買う際の判断基準は色々あると思いますが、今回はこのようなコンセプトで購入しています。
購入したモノの全リスト
2畳の部屋をオフィス化するために購入したアイテムは30アイテムで、総額99,358円でした。
今回は30アイテムを、仕事場の機能を大きく6つに分けて、何のために購入したのか分類してみました。
その6つの機能は、
- 仕事スペースを作る
- WEB会議をする
- 紙を印刷する
- 資料を整理する
- WEBセミナーをする/動画を撮る
- 訪問先での生産性を高める(←仕事部屋化には必須でないですね、、)
です。
デスクワークが中心の方は、仕事部屋にこの6つの機能があれば仕事が十分できるかと思います。
また、仕事の内容次第では、「5」と「6」は不要かもしれません。仮に、これらを除くと75,536円になります。
そして購入した30アイテムのリストとそれぞれの金額は次のとおりです。
なお、金額は実際に僕が購入した時の金額であり、その後の価格変動で、安くなったり、高くなっているものもあると思いますので、その点はご注意ください。
1、仕事スペースを作る 11アイテム 合計 47,312円
No | 購入したもの | メーカー/サイズ/特徴 | 購入先 | 金額 |
---|---|---|---|---|
1 | 作業用デスク | 幅150×奥行75cm | オフィスコム | 15,290円 |
2 | モニター | HP製/23.8インチ | Amazon | 10,800円 |
3 | 棚(壁取付け×3つ) | 幅44×奥行12×高さ10cm | 無印良品 | 5,970円 |
4 | モニター台(2台) | 幅58.5×奥行20×高さ10cm | ニトリ | 4,054円 |
5 | アームレスト(2つ) | 14cm×29cm | Amazon | 2,598円 |
6 | 本棚(机の下に設置×2つ) | 幅41.9×奥行29.8×高さ59cm | ニトリ | 2,034円 |
7 | 床保護マット | 縦90×横120cm | Amazon | 1,680円 |
8 | フレグランス | ジャスミン&チュベローズ | Amazon | 1,540円 |
9 | モニター接続アダプタ | HDMI→USB変換アダプタ | Amazon | 1,395円 |
10 | USBハブ兼アダプタ | LAN→USB変換アダプタ | Amazon | 1,080円 |
11 | LANケーブル | 3m/CAT7準拠 | Amazon | 871円 |
計 | 47,312円 |
壁に取り付けた棚、モニター、モニター台など 机に取り付けたアームレスト(プリンター置き場に活用) スペースの有効活用のため、アームレストの上に設置
2、WEB会議をする 2アイテム 合計 8,598円
WEB会議用のスピーカーとWEBカメラ
3、紙を印刷する 3アイテム 合計 7,708円
No | 購入したもの | メーカー/サイズ/特徴 | 購入先 | 金額 |
---|---|---|---|---|
14 | プリンター | エプソン/A4/モノクロ | Amazon | 6,191円 |
15 | インク | ICBK73L/増量版/ブラック | Amazon | 1,000円 |
16 | 印刷紙 | A4/500枚 | Amazon | 517円 |
計 | 7,708円 |
プリンターとインク、印刷紙
4、資料を整理する 7アイテム 合計 11,954円
No | 購入したもの | メーカー/サイズ/特徴 | 購入先 | 金額 |
---|---|---|---|---|
17 | シュレッダー | 横約30cm×奥行約20cm×高さ35cm | Amazon | 4,580円 |
18 | キングファイル(2セット) | A4 厚さ50mm/3冊パック | Amazon | 2,710円 |
19 | 穴あけパンチ | 2穴/穴あけ枚数52枚 | Amazon | 2,100円 |
20 | クリアファイル | A4/100枚パック | Amazon | 864円 |
21 | スティックファスナー | 50本/脚長60ミリ | Amazon | 798円 |
22 | ホッチキス | マックス/32枚とじ | Amazon | 526円 |
23 | フラットファイル | A4/2穴/10冊パック | Amazon | 376円 |
計 | 11,954円 |
紙資料を整理する便利グッズたち
5、WEBセミナーをする/動画を撮る 5アイテム 合計 13,647円
No | 購入したもの | メーカー/サイズ/特徴 | 購入先 | 金額 |
---|---|---|---|---|
24 | コンデンサーマイク | RODE/VideoMicro | Amazon | 7,536円 |
25 | ミニ三脚 | Manfrotto | Amazon | 2,555円 |
26 | スマホ用三脚アダプター | Manfrotto | Amazon | 1,708円 |
27 | iphone用ヘッドフォンアダプタ | Apple | Amazon | 999円 |
28 | マイク用変換ケーブル | TRS⇔TRRS変換用 | Amazon | 849円 |
計 | 13,647円 |
コンデンサーマイク(ソフタイ付き)と三脚、アダプタなどの一式 ソフタイを外した状態 iphoneを装着
6、訪問先での生産性を高める 2アイテム 合計 10,148円
No | 購入したもの | メーカー/サイズ/特徴 | 購入先 | 金額 |
---|---|---|---|---|
29 | 小型 Wifiプロジェクター | DR.J 5800lm | Amazon | 7,998円 |
30 | プロジェクター収納バッグ | 幅23x奥行19x高さ13cm | Amazon | 2,150円 |
計 | 10,148円 |
小型プロジェクターと収納バック
(収納バッグごとリュックに入れることも可能です)
置き場のない2畳の部屋で追加で欲しいモノ
世の中にはたくさん便利なもの、面白そうなもの、興味がひかれるものがあります。ネットで見ていたり、お店で物を見かけると、これも欲しい、あれも欲しいとなります。
便利なアイテムあると仕事がはかどるかもしれません。
でも2畳の部屋でモノが増えると、それを置いたり保管するスペースが必要になります。
また、モノが増えてしまい、作業スペースが狭くなると効率は下がりますし、部屋での圧迫感を感じると精神衛生上もよくありません。
このため本当に必要と思うモノのみを購入しましたが、もう少しだけ「あったらいいな」のアイテムが今のところ2つあります。
1つ目:スキャナー ScanSnap
コロナ前までは、交流会やセミナー、営業などで名刺を交換する機会が多かったのですが、コロナでWEBセミナー、リモートでのWEB商談などが増えました。
この結果、紙で名刺や資料を受け取ることがかなり減りました。
受け取った名刺や資料は、基本的にはPDF化して保管しているのですが、高速スキャナーでなくとも、携帯×Scannableで無料で十分に間に合うレベルになってしまい、まだ購入してません。
あったら便利ではあるなとは思うのですが、置き場所がないことと値段のことを考え、今のところ購入には至っていません。
2つ目:Amazon Echo Show
ここ1-2年でYoutubeから情報収集ことが相当増えました。
Amazon Echo Showがあると、通常のAmazon Echoの機能に加えて、簡単にYoutubeが見れたり、聞けたりと、もっと情報収集も簡単にできるようになります。
一方で、仕事の合間にYoutubeを見すぎてしまうなどの副作用(自分の問題ですが、、)も想定され、こちらもまだ購入に踏み切れていません。
まとめ
コロナ前は、「自宅は仕事をするところではない」、「自宅でなんて仕事はできない」というように、自宅で仕事をすることに対してネガティブな印象を持つ方が大半でした。
一方で、コロナが蔓延した2020年には状況が一変し、自宅で仕事ができることはポジティブに捉えられるようになりました。特にメディアでは、在宅ワークやリモートワークをポジティブに報道することがほとんどです。
最初は「2畳の部屋は狭いなぁ」と思っていましたが、必要なモノを揃えて設置すると、手が届く範疇に全てのモノがあるので、とても快適です。
快適に仕事ができる2畳の部屋が大好きになりました。
今後は、ますます自宅で仕事をする方が増えてくると思いますので、是非1つでも参考になるものがあれば、取り入れて頂けると嬉しいです。